事例2

息子(15歳)と母親の会話。

反抗期真っ盛りの息子に、洗濯のことで困っているので話しかける。

  • 私:サッカーのソックスが裏返しだと、洗濯するときに表に返さないといけないから、大変なんだ
  • 子:きついけ、それどころやない
  • 私:そうか、きついからそれどころやないんやね。でもね、今から洗濯しようと思っているときに、表に返さなきゃならないから、ほんと、大変なんよ
  • 子:ふーん、気をつける

【感想】

わたしメッセージを出した後に切りかえをしたところ、反抗期真っ盛りでいつも逆ギレする息子が素直に返事をしてくれました。それからは、汗でひどくぬれてすぐに返し難いとき以外はしてくれるようになりました。

うまく言えるときばかりではないけれど、親がわたしメッセージで話していると、最近では、息子がわたしメッセージを言ってくることもあります。また、「おれは全部に反発してるわけじゃない、イヤだと思うことにだけだ」と落ち着いて話ができ「そうだね」と納得しました。

 

HRN2010春号より

 

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