事例14

墨がついた手で遊ぶ

書道教室から帰宅した息子(6歳)が、手に墨がついたままリビングで遊び始めた。今までのパターンだと、「すぐに洗ってきて!」「床についたら困る」と伝え、息子は、「分かってるよ」「後からやる」など言うが、行動は変わらなかった。

  • 私:墨のついた手で遊ぶと、床やおもちゃに墨がつくでしょ。お母さんは、墨を落とすために拭いたり、大変で困るのよ。
  • 子:洗ってきまーす。

【感想】

 今日は、三部構成のわたしメッセージで「子どもの行動」、「私への影響」、「私の感情」を伝えました。今までのような命令や威圧に聞こえなかったのか、息子がすぐに手を洗いに行って驚きました。

 

HRN2022夏号より

 

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