事例10

  • 子:ねぇ、ぼくって成長してる?
  • 私:勉強のことかな?(抽象的すぎて、言いたいことが分からず確認してみた)
  • 子:うん、テストできるかな?
  • 私:できるか不安なのね・・。
  • 子:うん。だってママ怒るんだもん。
  • 私:そっか、ママに怒られるのがイヤなのか~
  • 子:怒られないで自分から勉強したい・・・
  • 私:うん、分かった。怒らないようにやってみるよ。

【感想】

 親業を学ぶ前の私は、「早く勉強しなさい」攻撃を息子にしていました。今回、息子から『怒られるのがイヤだから変わって欲しい』と訴えがあったのは、親業のおかげで私にも余裕ができた(カリカリ言うことが少なくなった)ことを察し、『ママに話しやすくなった』『本音を言っても大丈夫』と感じていたからかもしれません。以前は私から一方的に言いたいことを言うだけだったので、このような普通のやりとりができていなかったことを反省しています。この学びのおかげです。

 

HRN2021夏号より

 

「能動的な聞き方」へ戻る→☆

 

「わたしメッセージ」の事例→☆