私と息子(3歳)が二人でリビングにいたとき、私が何も言わずにトイレに行ったら、私がいないことに気づいた息子が「マーマー!!」と探し始めた。トイレの中から返事をすると、息子はトイレの前に来て、泣きながら「マーマー!!遊ぼうよ~!!」と言う。いつもは「ちょっと待って~」と言いがちだったが・・・。
- 私:(ドアを開けて)ママがいなくなって、びっくりした~!?
-
子:うん。(部屋へ戻り、一人で遊び始めた。)
【感想】
彼の感情をこちらが能動的な聞き方でくみ取ると、とても満足した様子で、あっさりとその場を離れていったのに驚いた。今までは、「一緒に遊ぼうよ」と言われると、その言葉だけに反応して、『すぐに何か遊びの相手をしなければならない』と思っていた。でも、今回、子どもの「一緒に遊ぼうよ」の言葉にも、その裏にさまざまな感情があるのだということが分かった。
HRN2022夏号より
「能動的な聞き方」へ戻る→☆
「わたしメッセージ」の事例→☆