感想3「親業訓練一般講座」を受講して

最初は投げ出しそうになった学び、心の底から参加してよかった

 よい母親とは、「怒らない母」なのだと思っていました。自分の娘が小5と小3となり、そうも言っていられない現実を目の当たりにする日々となってからも、「イヤだな」と感じながら自分を偽って、私が我慢すれば良いことだと思い、過ごしていました。

 親業に出会いましたが、最初はその学びを受け入れることができず、投げ出しそうになりました。今までの自分の子育てのやり方、子どもへの接し方が間違っていることに気づき、同時に、そんなやり方が習慣化している生活を壊していくような感覚・・・。とてもできそうになかったです。インストラクターに泣き言を言ったり、宿題に取り組むことができない日があったり・・・。

 ですが、受講中に、私以外の方が、一生懸命に学んだ内容を実践しようとされている話を聞き、とても励まされ、学びに取り組むことができました。自分がモヤモヤし、どうにもならなかった悩みを、ロールプレイの中で吐き出すことができた体験は、今の私を大きく変えてくれました。そして、心の底から参加して良かったと思えました。

 「親業」まだまだ未熟です。自分のためにも、娘のためにも、主人のためにも、親業の学びを身につけていきたいです。そして、正直な私にも出会いたいです。

 

HRN2021秋号より