事例3

娘(1歳)と母親の会話。

娘みさきは夜9時を過ぎても絵本を持ってきたりして、いっこうに寝ようとしません。なかなか寝ない娘にわたしはイライラして「もうおやすみの時間よ!」と何度も繰り返しますが、全く聞く耳を持ちません・・・。

どうしたものかと考えていたとき、わたしメッセージを思い出しました。

  • 私:みさきが9時を過ぎても寝ないと、お母さんはこの後、片付けやお勉強したいんだけど、できなくて、寝る時間も遅くなってしまって困るなぁ
  • 子:(急に動き止めてじっとこちらを見ている)
  • 私:おやすみしようか。こっちにおいで!
  • 子:(抱きついてくる)
  • 私:ありがとう
  • 子:ありがとう(その後まもなく寝る)

【感想】

わたしメッセージを、娘は理解できないだろうと思いながらも、試しに言ってみました。

すると、何か大事なことを言っているんだな、というような真剣な顔で聞いてくれたので、正直びっくりしました。

 

HRN2011夏号より

 

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