事例1

娘(5歳)と母親との会話。

食事のとき、娘が汚れた手を服で拭いている。「服で手を拭かないでって言ってるでしょ!」といつものように叱ってしまったが、娘は聞いている様子がない。

「わたしメッセージ」を思い出し、言い直してみた。

  • 私:ごはんで汚れた手を服で拭いちゃうとさ、洗濯しても跡が残って、キレイにならないから、がっかりして悲しくなるんだよ
  • 子:はい (ティッシュを取り、指と口を拭く)
  • 私:服で拭かないでくれたね。嬉しいよ。ありがとう
  • 子:いいえ~、どういたしまして~。お母ちゃん、嬉しい?
  • 私:うん、嬉しいよ!
  • 子:わたし、もう拭かないよ、お洋服で(ものすごいニコニコ顔) 

【感想】

今までは「また!何回、同じこと言わせるの!」と叱り続けていたせいか、娘の返事はうわべだけの、あいづちのような「はい」になっていました。行動を変えるどころか、私の言葉は右から左へスルーされて伝わらなかったことを実感しました。また、私のイライラも募るばかりで、感情的に口調がどんどん激しくなり、いやな時間でした。

でも「三部構成のわたしメッセージ」で伝えてみると、私自身、何のストレスもなく、娘と心が通い合い、気持ちが良かったです。

娘はその後、食事時に何度もこのときの話をしてきます。とても印象深い会話だったようです。

「自分から行動を変えた」という実感があったのだろうし、「ダメ」と否定されずに会話したのが嬉しかったのかなとも思いました。

 

HRN2014春号より


【感想】

今までは「また!何回、同じこと言わせるの!」と叱り続けていたせいか、娘の返事はうわべだけの、あいづちのような「はい」になっていました。行動を変えるどころか、私の言葉は右から左へスルーされて伝わらなかったことを実感しました。また、私のイライラも募るばかりで、感情的に口調がどんどん激しくなり、いやな時間でした。

でも「三部構成のわたしメッセージ」で伝えてみると、私自身、何のストレスもなく、娘と心が通い合い、気持ちが良かったです。

娘はその後、食事時に何度もこのときの話をしてきます。とても印象深い会話だったようです。

「自分から行動を変えた」という実感があったのだろうし、「ダメ」と否定されずに会話したのが嬉しかったのかなとも思いました。

 

HRN2014春号より

 

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