事例13

「休み時間一人ぼっち」

慌ただしい日常生活の中、私と娘(10歳)はお風呂タイムを使って、ゆっくり話をしている。いつものようにお風呂に入っていると・・・。

  • 子:この一週間、学校の休み時間、ずっと一人ぼっちですごしてるんだ
  • 私:(そうなんだ。(「先生に相談してみたら」と提案しそうになったが、講座で学んだことをことを思い出し)休み時間、一人でいるのね。
  • 子:○○ちゃんと△△ちゃん(いつも娘が一緒にいる友達)が仲間に入れてくれない。
  • 私:仲間に入れてもらえなくて悲しいんだね。
  • 子:うん。二人でこそこそ話してたり、突然感じ悪くなって、原因も分からない。
  • 私:そうかー。それで一人で過ごしてるんだ。
  • 子:女子はグループ決まってるし、男子とばっかりいても、つまらない。

【感想】

 能動的な聞き方に徹することを意識しました。その場では結論が出ず、翌日、娘は学校を休みましたが、その次の日からは気分が落ち着いたようで登校しました。友達には自分から声をかけて仲間に入れてもらったとのこと。娘が自分で解決してよかった!と思いました。

 

HRN2022春号より

 

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