事例3

Kちゃん(娘の友達・9歳)が家に来て、しばらく遊んでいたのですが、すーっと私のところに来て話し始めました。娘の友達と母親(他人)との会話。

  • K :うちの母さんね-、うるさいんよ。私に柔道続けろって
  • 私:お母さんがKちゃんに柔道を続けろって言うのがいやなんだね
  • K :そうなんよ。ピアノはいいんだけど、柔道は痛いし、それにずーっとやってきたから、もういいんよ
  • 私:ピアノはいいけど、柔道はずっとしてきたから、もういいと思ってるんだね
  • K:母さんは、私がイヤだって言ってれば、そのうちやめていいって言ってくれると思うけど、柔道の先生にやめたいって言いにくいけー、そっちのことの方がどうしようって・・・・
  • 私:お母さんは言えば分かってくれると思っているんだね。それより、柔道の先生に「やめたいです」って言えるかが心配なのね
  • K :だってドキドキするもん。怒られたらどうしようって
  • 私:怒られるんじゃないかって心配なんだ
  • K :お母さんが一緒についてきてくれたら言えるかもしれん。聞いてみようっと
  • 私:お母さんが一緒だと、言えそうなのね
  • K :うん、そうしよう

【感想】

以前、Kちゃんが家に遊びに来たとき、「柔道をやめたい」と何度か話していましたが、ゆっくり話す機会がありませんでした。

ようやくチャンスがあったので、「能動的な聞き方」を心がけました。お母さんに「柔道をやめたい」と言いづらいのかと思っていたのですが、柔道の先生に話をすることが心配だったと分かりました。

 

HRN2013春号より